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キッチンは、家族の食事支える大切な空間であり、毎日使う場所です。
特に主婦や料理をする人にとって、機能性と美しさが両立したおしゃれなキッチンがあれば、料理へのモチベーションが上がり、より家事を楽しめるようになるかもしれません。
今回は、キッチンをおしゃれに見せるためのテクニックをご紹介します。
まずキッチンの種類として今主流なのが、家具キッチンとI型キッチンがあります。
家具キッチンとは?
家具キッチンは、いわばキッチンが一見、家具のように見えるデザインが特徴です。
キッチン全体が空間に溶け込み、おしゃれで生活感を無くして演出することができます。
具体例としては、「ユーロモビル」や「キッチンハウス」、「トーヨーキッチンスタイル」といったところがあります。
これらのキッチンは、ホテルのような洗練されたデザインで、フルオーダーやセミオーダーで細部にまでこだわって作られています。
そのため価格は少し高めに設定されております。
また他にも設計士と一から打ち合わせをしてゼロベースからデザインをして作っていくものもありますので
ご予算が合う方はぜひ検討してみてください。
家具キッチンにすると空間全体の統一感と美しさが得られますが、一般的にはそこまでキッチンに予算を割けるケースは多くありません。
I型キッチンとは?
シンクやコンロ、作業スペースが一直線に並んでいるためコンパクトで機能的なデザインが魅力です。
多くの方が選ばれるのがこの形です。
このI型のキッチンをオシャレにするコツを解説していきます。
腰壁のアレンジ
キッチンをおしゃれに見せるためには、リビングやダイニングからの見え方が重要です。
I型キッチンの場合、キッチンの前に「壁」を設置することが多いですが、この腰壁を使って工夫することができます。
腰壁にタイルを貼ったり、アクセントクロスを使ったり、木の板を貼ったりなどこれにより、キッチン全体の見栄えがアップし、インテリアの一部としての役割も果たすようになります。
キッチンだけをおしゃれにするだけでなく、その空間全体を統一感のあるデザインに仕上げることが重要です。
例えば、キッチン背面にあるカップボードの色や素材、吊り棚の存在、カウンターのデザインなども考慮し、全体のバランスを見てコーディネートすることがポイントです。
また、キッチンの奥に窓を設置できる場合、自然光を取り入れ、より明るく開放的な空間を演出することも効果的です。
照明とインテリアの工夫
キッチンのおしゃれさを考慮する要素として、照明やインテリアも欠かせません。
特に、キッチンで作業用の明るくするための照明とおしゃれに見せるための照明をわけて考えることが大切です。
作業時に必要な明るい照明は、手元をしっかり照らすためのものであり、これとは別にキッチン全体を軽く照らす間接照明などを使うことで、キッチンが一段とおしゃれに見えます。
ダイニングテーブルの配置もキッチンの見え方に影響を与えます。
キッチンの正面にダイニングテーブルを置く場合と、横に配置する場合とでは空間の使い方が変わりますので、
それぞれのレイアウトに合わせた家具選びやインテリアの配置、キッチンとダイニングテーブルを一体化させるデザインも、空間の統一感を高める効果的な方法です。
注意すべきポイント おしゃれなキッチンを作る際に避けるべき注意点もあります。
まず、シンクの真上に吊り戸棚を設置することは避けた方が良いです。
特にリビングやダイニングからキッチンを見る際に、吊り戸棚が空間圧迫感を与え、おしゃれさが欠ける可能性があります。
吊り戸棚の代わりに、収納を背面に配置することで、空間をすっきりと見せることができます。
また、家電の色がバラバラだと、統一感が失われ、空間がごちゃごちゃとした印象になります。
キッチン全体と家電の色を統一させることで、まとまりのあるすっきりとした美しい空間をつくることができます。
まとめ
このように壁や照明、家電の配置など、細かい部分に工夫を凝らすことで、空間全体のデザインをランクアップさせることができるようになります。
特に、キッチン単体ではなく、リビングやダイニングと調和した空間作りを意識することが最も大切なポイントです。
思い描くオシャレなキッチンを実現するためには、プラン段階から全体を見据えたデザインが必要です。
初めのプラン段階で可能なキッチンの配置が大方決まってしまうからです。
インテリアや照明、そして家電の選び方までをトータルに考えて、居心地の良い空間をオシャレにつくっていきましょう。
YouTubeハコラボチャンネルでもお話ししております。
動画はこちらから→知らなきゃ後悔します!おしゃれなキッチンの考え方、徹底解説します!
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