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2024/11/22

平屋の注意点と1年後の後悔を防ぐためのポイント7選

#column 

近年、平屋は人気があり、多くの人々が「老後の生活を考えて」「階段を使わない便利さ」といった理由から

平屋を選ぶことが増えています。

 

おしゃれなデザインと1階部分で生活が完結する利便性が魅力ですが、

実際に平屋を建てた後に後悔するポイントもあります。

このコラムでは、平屋を建てる際の代表的な後悔ポイントを解説していきます。

 

1.プライバシーの確保が難しい

平屋では全ての部屋が1階にあるため、家族を身近に感じられます

例えば、親が掃除のためになど子供の部屋に入ってくるとき、2階建てなら階段を登る足音で気配を感じることができますが、

平屋ではその音がほとんどないので、急にドアを開けられることも考えられます。

 

2. 日当たりの問題

平屋は土地の形状配置大きく影響を受けます

特に東西に広がる長い土地でないと、全ての部屋に十分な日当たりを確保するのは難しいです。

 

基本的にそういう土地はあんまりないので、リビングに日当たりを優先しようとすると

子供部屋寝室は妥協しようということで日当たりの悪いところに持っていきがちになります。

反対に2階建てはリビングの上にもう一部屋、南側の日当たりのいいところに部屋を配置することができます。

 

3.光熱費が高くなる

平屋は2階建てに比べて屋根の範囲が広いため、特に夏場の断熱性能が重要です。

屋根からの熱の影響を直接受けて、そのためエアコンの効率が下がり、光熱費が高くなる傾向になります。

 

特に天井裏の温度が非常に高い場合、エアコンでの冷房がかなり悪く、エネルギーのロスが大きくなります。

そのため屋根断熱でしっかり断熱性能を上げるということが大切です。

 

4. 屋根のデザイン

平屋では屋根のデザインが視界に入るため目立ちやすいです。

切妻や寄棟、片流れなど、屋根の形状によって家全体のデザイン性が大きく左右されます。

屋根の画像

 

5. エアコンの効率

平屋では、全ての部屋が屋根に直結しているため、エアコンの効率が悪くなることもあります。

各部屋にエアコンを設置するとなると、室外機の置き場所で見た目に影響を及ぼすため注意が必要です。

 

2階建てであれば、夏は2階のエアコンを使い、冷気は下に落ちるという工夫した使い方ができ、

冬は1階の暖房をつけるといった空気の循環対流を活かした効率的なエアコンの使い方が可能ですが平屋だと難しくなります。

 

6. 税金と土地の広さ

平屋を建てるためには、2階建てに比べて広い土地が必要になります。その分、土地の固定資産税都市計画税が高くなることが考えられます。

都市計画税は地域によって、あったりなかったりします。

 

4人家族で多少ゆとりのある平屋だと建坪は35坪前後は必要になります。

そのため建ぺい率が60%だったら土地は57坪は欲しいということになります。

 

7. 外構費用が高くなる可能性

平屋は敷地が広いため、その分、外構費もかさむ傾向があります。

庭や駐車場フェンスなど、広い土地を整備する費用がかかりやすく、予算を超えることも少なくありません。

 

平屋にすると1階に子供部屋や寝室なるためカーテンだけでなく、

その先に何か目隠しのフェンスや壁などが欲しくなることがあります。

最初の段階で外構費の予算をしっかりとっておくことが大切です。

外構イメージ

 

まとめ

平屋は多くの人にとって魅力的ですが、建築後に後悔するポイントも少なくありません。

プライバシーの確保日当たり光熱費屋根のデザイン税金や外構費用など、さまざまな要素を事前にしっかりと考慮し計画を立てることが重要です。

 

1年後に後悔しないためにも、建築前に慎重に検討し、必要な対策を検討することが求められます。

内観の画像

 

これらを全て考慮して家づくりをしていくのは大変ですよね。

 

家づくりは自分たちだけでするものではありません

家づくりに時間をどのくらいさけるのかは、ご家族それぞれかと思います。

どんどんプロに頼って、ややこしいことはお任せしちゃいましょう。

 

だからこそ任せることができる会社、工務店を選んで

そして家づくりを楽しんでいきましょう

 

YouTubハコラボチャンネルでもお話ししております。

動画はこちらをクリック→平屋で後悔続出!?平屋の後悔ポイントと対策を解説します!