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新築住宅を建てる際に、現金でポンとだせればいいのですが、なかなかそういう方は珍しいですよね。
多くの方が住宅ローンを利用して購入するかと思います。
今回は、住宅ローンの仕組みや借り入れの流れなどを解説します。
住宅ローンは金融機関などから借りたお金に対し、借入金額や借入期間に応じて利子がかかる仕組みです。
例えば、返済期間35年で4000万円を金利2%で借りた場合毎月の返済額(利子)は
毎月132,505円 年間返済額1,590,060円 総返済額55,652,100円となります。
利子の支払いがどのくらいになるかは、住宅ローンの種類によって金利が違ったり
返済期間によって変わります。
そのため、住宅ローンを借りる前に家計の収支状況や自分たちのライフスタイルを踏まえて、
無理のない返済プランを立てることが重要です。
住宅ローンの種類
銀行などの金融機関
一般的認知されている借り入れ方法で、それぞれの金融機関によって違う条件を満たした場合によって申し込みができます。
金利のプランやサービスが豊富にあることが特徴で、幅広い選択肢から自分に合う住宅ローンを探すことができます。
フラット35
フラット35とは全期間固定金利で利用できる住宅ローンです。
民間の金融機関と住宅支援機構によって運営されています。
借り入れから完済まで金利が一定になることが特徴で、先々の返済金額がわかるので返済の計画が立てやすくなります。
公的融資
種類としては財形住宅融資、自治体融資があります。
財形住宅融資とは、会社や公務員の福利厚生の一環として設けられています。
勤務先で財形住宅融資を扱っていてなおかつ勤務先が定める利用条件を満たす必要があります。
一方で自治体融資は都道府県や市町村が申し込みの窓口となる借り入れです。
他の借り入れ先よりも金利が低かったり、有利な条件であることが多いですが実施している自治体は多くありません。
ローン審査
住宅ローンを借り入れるためには審査に通る必要があります。
それには事前審査と本審査の2段階のプロセスを踏む必要があり
まず事前審査に通ることが必要です。
住宅ローン審査は、十分な返済能力があるかどうかを確かめられます。
主な審査項目としては、職業・収入・年齢・健康状態・他のローンの有無などがあります。
金利の種類
金利の種類は大きく分けて固定金利と変動金利の2種類があります。
住宅ローンは金額も大きく長期にわたって返済していくものであるため金利のタイプを理解して
現在の金利の状況やそれぞれのライフプランにあったものを選びましょう。
全期間固定金利型
その名の通り、借り入れ期間中金利が変わらないものです。
メリットは、市場金利が上がっても金利は変わらないため返済の計画が立てやすくなります。
一方でデメリットは金利が高めに設定されていて、市場金利が下がっても金利に変化はないということです。
ただメリットである金利上昇のリスクを負わないので、返済額が増えてしまうということにはなりません。
金利変動のリスクに対応が難しい、将来の見通しをつけたいといった場合は固定金利型の方が安心でしょう。
変動金利型
変動金利型は、金利情勢に応じて金利が変動するものです。
半年ごとに金利は見直されますが、返済額は5年ごとに見直されるのが一般的です。
メリットは市場金利が下がれば返済額も下がり、現状、固定金利より低い金利設定になっています。
一方で市場金利が上昇した場合は、それに合わせて返済額も大きくなってしまうリスクを負うことになります。
そのため、万が一返済額が増えても問題なく返済できる場合は選択肢になるでしょう。
住宅ローンの流れ
まず注文住宅で家を建てたいなと思ったら、建てる工務店、会社を決めます。
流れとしては
事前審査→土地探し→土地が決まったら本審査→契約→融資
となります。
事前審査には様々な資料が必要となるので、工務店やハウスメーカーにお願いしましょう。
無理のない住宅ローンのために
住宅ローンは高額で長期にわたって返済するものです。
そのため、無理な返済計画で生活が苦しくなったり、最悪の場合マイホームを手放したりするリスクは絶対に避けていきたいでしょう。
資金計画をして予算を決めて、自分にあった住宅ローンを選ぶことが大切です。
とはいえ、どのように計画すればいいのかわからない人は少なくありません。
どのくらいの予算が可能なのか、自分たちにあった住宅ローンを知りたい方は
ファイナンシャルプランナー(FP)など専門知識を持っている人に相談して、知ることが大切です。
ハコラボでは、はじめにFPを交えてライフプランを立てて
どのくらいの家を建てることができるのか、自分たちの将来の見通すことで不安を解消していきます。
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