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理想の土地と出会うために知っておきたいこと
「探しているけれどいい土地が見つからない」ということがあります。
「いい土地」って実は、何をもっていいと感じるか人によって違います。
今回は「土地が見つからない」の背景にある気持ちや、出会いのためのヒントをお伝えしたいと思います。
本当に土地がないのか?
まず最初にお伝えしたいのは、土地はゼロではないということ。
もちろん、人気のエリアや多くの人にとって条件のいい土地はすぐ売れてしまうこともあります。
でも、全くないというよりは自分たちの条件にぴったり合う土地がなかなか見つからない、というのが本音かもしれません。
家づくりはパズルのようなもの。
「予算」「立地」「坪数」「周辺環境」「通勤通学」「地形」「希望する間取り」などさまざまな条件が合わさって、はじめて「ここがいい!」と思える土地にたどり着きます。
だからこそ大切なのは、条件をひとつひとつ言葉にして整理していくこと。
なんとなくいい土地がないと感じるときは、何が譲れなくて、何は柔軟に考えられるか、自分たちの優先順位を見つけるところからスタートしましょう。
建築家と土地を探す
hacoLabでは設計士と一緒に土地を探すというスタイルを提案しています。
なぜかというと、家を建てる前提で土地をみていくと、「この土地にはこんな暮らし方が合いそう」という視点が生まれるからです。
例えば
細い通路の奥の土地=ちょっと不便そう?
→実は人目が気にならず静かに暮らせる場所かもしれません
南向きじゃない土地=日当たりが心配?
→窓の配置や間取りの工夫で、明るさはつくれることも
土地単体で判断するのではなく、この土地でどんな家が建てられるかというセットで考えることが、選択肢をぐんと広げてくれます。
ネットに出てこない土地もある
意外と知られていないのが、ネットに出ている土地情報がすべてではないということ。
土地は水面下で売買されたり、地元の不動産屋さんしか扱っていなかったりすることも多いです。
私たちも、地域のネットワークを通じて、一般には出回っていないいい土地の情報を手に入れることもあります。
「ずっと自分たちで検索していて出てこない」そんなときこそ、信頼できる人に相談することで見えてくる土地があるかもしれません。

理想を少し見直すという選択
土地探しで行き詰まり感じている方には、理想を一度ゼロベースで考えてみることをおすすめすることもあります。
・職場から30分圏内で探していたけど40分まで広げてみる
・校区内にこだわっていたけど、実際の通学距離で見直してみる
・南向きの土地じゃなくても窓の工夫で快適になるかも?
そんなふうに、理想を100点から少しだけずらしてみると、不思議と選択肢が広がることがあります。
そしてその少しずらすことで、案外、家族にとって心地いい暮らしにつながることも多いです。
条件だけではたどりつけない出会い
土地って条件を満たすものを探していても、なかなか「これだ!」とは思えないもの。
人と話しながら、考えながら、ふとした瞬間にここで暮らす自分たちが想像できる場所に出会うことがあります。
焦らず、でも立ち止まりすぎず。
あなたにとっての「ここだ」と思える場所に、きっと出会えるように。
そのお手伝いができたら、私たちも嬉しいです。
他にも家づくりに関するコラムをあげています。

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