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SNSや住宅展示場、いろいろ調べれば調べるほど何が正解かわからなくなる。
家づくりを考えたときによく起きることです。
性能もデザインも、間取りも価格も、どれも大事だけど、全部を完璧にしようとすると、気づけば最初に思い描いていた理想の暮らしがぼやけてしまうことも。
こういった家づくり迷子から抜け出すためには、順番を整えることが大切です。
今回は家づくりをスムーズに進めるための5つの視点をご紹介します。
目次
1.暮らしを想像する「時間軸の視点」
まずは今の暮らしだけでなく、5年後、10年後の自分たちの暮らしを想像してみてください。
家づくりの後悔の多くは将来の変化を見落としていたことにあります。
たとえば、子どもが成長して、趣味スペースやワークコーナーが欲しくなるかもしれません。
今ちょうどいいよりも、これからも心地よいを意識する。
未来の暮らしを少し先取りして考えることで、家づくりの選択がブレにくくなります。
2. 優先順位を決める「バランスの視点」
「キッチンにこだわりたい」「部屋を広くとりたい」など、希望をあげるときりがありません。
そこで必要なのが優先順位をつける視点です。
すべてを盛り込みすぎると、どれも中途半端になってしまう可能性があります。
たとえば
・家族が集まるリビングを一番大切にしたい
・性能面はしっかり確保して、安心できる家にしたい
・外とつながる庭のある暮らしがしたい
といったように、上位3つを明確にしておくと、打合せの際の判断がスムーズになります。
また優先順位をつけることで、予算配分の考え方にも軸ができて、迷いにくくなります。
3. お金を数字ではなく「価値」で見る視点
一生に一度と言われるほど、家づくりにかかる費用は大きく、どうしても高い・安いという金額の感覚で判断しがちです。
でも、本当に大切なのはいくらかではなく、何のためにそのお金を使うかという価値の視点です。
たとえば、断熱や耐震などの性能は、毎日の快適さや将来の安心を買うための投資。
長く住むほどその価値は積み重なります。
逆に、あとからでも変えられる部分にかけすぎてしまうと、バランスが崩れてしまうことも。
金額ではなく、暮らしの価値としてお金を見つめ直すことで、後悔のない選択ができるようになります。
4. 家をモノではなく「時間」で考える視点
家は完成した瞬間がゴールではなく、暮らし続けることで育っていくものです。
無垢の床を拭いたり、植栽の木が少しづつ育ったり、その手をかける時間こそが家と過ごす大切な時間です。
完成時の見た目ではなく、「この家で家族でどんな時間を過ごしたいか」を考えてみてください。
その答えが、素材選びや間取りのヒントになります。
手をかけることを手間と感じるか、愛着と感じるか。
その感覚が家づくりの選択を促してくれ、満足度を大きく左右します。
5. 信頼できる伴走者を見つける視点
家づくりは、長くて大きな道のりです。
だからこそ、一緒に考えてくれる人=伴走者が必要です。
設計士や工務店は、家を建てるだけでなく、迷ったときに「本当に大切なのはどこか」を整理してくれる存在。
ハコラボでは、営業担当を置かず、設計士が最初から最後まで直接お客様と向き合います。
想いを大切にじっくり聞きながら、性能もデザインもどちらも妥協しない家づくりを行なっています。
一緒に考えてくれる相手がいること。
それが、家づくりで迷ってしまう際の安心要素になります。
正解はあなたの暮らしの中にある
家づくりの迷子になってしまうのは、情報過多の今の時代では自然なことです。
けれど
・時間軸(未来の暮らし)
・バランス(優先順位)
・価値(お金の見方)
・時間(育てる暮らし)
・伴走者(信頼できる相手)
この5つの視点を持つだけで、家づくりの方向性が明確になります。
ハコラボの家づくりは、性能もデザインも妥協しない、よくばりな家づくり。
数字では測れない心地よさを大切に迷いながらも、ひとつずつ視点を整えていけば、自分たちらしい家づくりが実現できます。
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