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キッチンは、家づくりの中でも毎日いちばん触れる場所であり、SNSでよく見かける場所。
だからこそ、天板や壁、床にどんな素材を選ぶかで暮らし心地が大きく変わります。
今回は、人気の高い
タイル、無垢材、ステンレス、人造大理石
4つの素材について、それぞれのメリットと向いている人をわかりやすく比較します。
目次
キッチン素材の選び方 押さえるべき3つの基準
キッチンの素材選びで迷ったら、まず次の3つを基準にすると失敗しにくくなります。
1. お手入れのしやすさ
2. デザインの好み
3. 耐久性と経年変化の受け入れやすさ
仕事に家事に忙しい方なら掃除のしやすさを、インテリア好きなら質感や色味を、長く大切に使いたい方なら素材の強さを。
どれを優先するかで、最適な素材は変わります。
タイルキッチンのメリット デザイン性✖️耐久性が魅力
メリット1 デザインの自由度が圧倒的
大きさ、色、形、質感などタイルは組み合わせ次第で印象が大きく変わるため自分だけのキッチンを作りたいという方にぴったりです。
北欧風、ナチュラル、モダンなどどのテイストにも合わせやすいのが魅力です。
メリット2 耐熱性・耐水性が強い
熱い鍋を置いても、水に濡れても変形しにくい素材です。
壁面に採用すると見た目だけでなく、油ハネにも強い仕上がりになります。
メリット3 部分補修がしやすい
もしヒビが入っても、1枚だけ交換が可能で、リフォームしやすいのも大きなポイントです。
無垢材のキッチンのメリット 温かみ・経年変化を楽しめる
メリット1 触れたときに温かみがある
木のぬくもりは、他の素材では代えられないものがあります。
優しい感触で、住まい全体の雰囲気が柔らかくなります。
メリット2 経年変化が美しい
使うほど味わいが増し、古くなるのではなく育っていくのが最大の魅力。
木目の色が深まり、月日と共に家族の思い出が刻まれていくような変化を楽しめます。
メリット3 インテリアに統一感を出しやすい
床や家具なども無垢材を使用しているお家なら、素材を揃えることで空間に一体感が出ます。
ナチュラルテイストや自然素材が好きな方・落ち着いた雰囲気を求めている方に向いています
ステンレスキッチンのメリット 耐水・耐熱・清潔感
メリット1 とにかく掃除しやすい
油汚れも落としやすく、長く清潔を保ちやすいのが魅力です。
共働き家庭や忙しくて時間を割けない方にとっては、圧倒的な時短素材です。
メリット2 耐久性が非常に高い
水・熱・衝撃に強いため、長時間の料理をする方やメンテナンスに時間をかけたくないという方に最適です。
メリット3 無機質でスタイリッシュ
飲食店のキッチンのようなプロ仕様の雰囲気に。
モダン・インダストリアルなインテリアと相性抜群です。
人造大理石キッチンのメリット コスパとデザインの幅が魅力
メリット1 見た目が美しく、デザインの幅が広い
色や柄が豊富で好みに合わせて選べます。
大理石風の模様や優しいニュアンスカラーが多く、ナチュラルからホテルライクまで幅広く合わせやすいのが特徴です。
メリット2 お手入れがしやすく、日常使いに強い
ステンレス比べると柔らかい印象ですが、明るい色は水垢が目立ちにくく、汚れも比較的落としやすいです。
小さな傷なら磨いて目立たなくできるものもあります。
メリット3 コストと性能のバランスがいい
高級感はほしいけれど、ステンレスの無機質さは違うかな…そんな方に人気です。
グレードによる価格差はありますが、手に届きやすい価格帯なのも魅力です。
タイル・無垢・ステンレス・人造大理石の比較 あなたに合うものは?
タイル→デザインにこだわりたい方
無垢→木のあたたかみ・経年変化を楽しみたい方
ステンレス→とにかく掃除をラクにしたい方
人造大理石→コスパ良く上品な雰囲気にしたい方
まとめ 暮らし方に合った素材選びで長く愛せるキッチンに
タイル・無垢材・ステンレス・人造大理石
どれも魅力いっぱいですが、何を優先したいかで選ぶ素材は変わります。
毎日の家事を少し楽しくしてくれるのが素材の力。
あなたの暮らしに寄り添うキッチンを一緒に見つけていきましょう。
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