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住まいを守るための保険について、その内容を理解できている方は意外と少ないかもしれません。
今回は、家を建てるときに知っておきたい火災保険の基本と後悔しないための考え方について、できるだけわかりやすくご紹介します。
目次
火災保険🟰火事のときの保険だけではない
火災保険は名前こそ火災ですが、補償の対象はとても幅広く、風災、水災、落雷、水漏れなど、自然災害や思わぬ事故による損害も補償の対象になります。
例えば、台風で飛んできた看板で窓ガラスが割れた。
大雨によって床下浸水となった。
空き巣に入られて窓ガラスが割られた
こうした事例も火災保険で補償されることがあります。
契約のタイミングと注意点
火災保険は、新築住宅の場合、建物の引き渡し日を保険の始まりにするのが一般的です。
つまり、完成した家を受け取る直前に契約手続きを進めておく必要があります。
ネット保険など選択肢は様々なので、比較検討できる余裕があると安心です。
どんな補償を付ける?悩みどころ

火災保険で迷いやすいのは「どこまで補償を付けるか」と言う部分です。
例えば、地震保険を付けるかどうか、家財(家具・家電・衣類)の補償をつけるかどうかというところ。
また、自己負担額や補償の対象範囲も保険によって異なるため、なんとなくで決めてしまうと、いざというときに「補償されなかった…」ということにもなりかねません。
金額だけで選ばない。大切なのは自分たちに合っているか

火災保険のプランや保険料は、補償内容や期間によって大きく変わります。
5年契約と10年契約では金額の差がありますし、地震保険を付けるかでも大きく変わります。
注意したいのが地震が原因で、火災が起きた場合は火災保険ではなく地震保険での補償となります。
もちろん保険料が安いに越したことはありませんが、住む地域の特性やライフスタイルに合わせた補償を選ぶことが何より大切です。
例えば、高台に建つ住宅で水災の心配がほぼないなら、その分を家財に回すという考え方もできます。
家づくりの最後にあわてないように
火災保険は、家づくりの中で最後の方に出てくる選択です。
急いで手続きしなきゃとよくわからないまま契約してしまう方も少なくありません。
でも火災保険は家を守るための仕上げとも言える大切な準備です。
もしものときに本当に頼れる補償内容かどうか、しっかりチェックしてから契約することをおすすめします。
わからないことがあれば、設計担当や保険の専門家に気軽に相談してみてください。
私たちhacoLabでも、家に関することは何でも、保険に関してもサポートを行っています。
保険も暮らしの設計のひとつ
火災保険と聞くとなんとなくで後回しにしたくなるかもしれません。
でも大切な家族を守ると言う意味では、間取りや収納の工夫と同じくらい暮らしを設計するための大切な要素の一つです。
安心して暮らしていくために、火災保険も自分たちにあったものを選んでいきたいですね。

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