畳のある空間は日本人にとって、落ち着く場所ですよね。

ライフスタイルの多様化に伴い畳の魅力が見直され、在宅ワークの増加や子育て世代のニーズにも合っていて

和室をつくるほどではないが取り入れたいと考え、近年リビングの一角に畳スペースを設ける住まいが増えています。

 

今回は畳の持つ魅力についてのコラムをお届けします。

 

畳スペースをつくるメリット

多用途性に優れている

畳スペースは多用途に活用できるのが魅力です。

くつろぎの場としてはもちろん、子どもの遊び場やお昼寝スペース、客間として、

机を設置すればワークスペースとしても使えます。

 

さらに、小上がりにすることで収納もつくることが可能です。

 

限定された空間を有効に活用でき、ライフスタイルに合わせた柔軟な使い方ができます。

 

リラックス空間に

小上がりにすればソファーを置かなくても休憩など、座りやすくなります。

また適度なクッション性と柔らかさがありフローリングに比べて、リラックスしやすい空間をつくります。

 

空間にメリハリができる

小上がりの畳の場合、段差ができることでリビングに奥行きのある空間をつくることができます。

空間にメリハリと広がりでおしゃれに仕上がります。

 

健康面での特典

い草を使用した場合、調湿機能（湿度が高いときは空気中の水分を吸収し、乾燥しているときは蓄積した水分を放出するため、室内の湿度を適切に保つ機能）があります。

また「フィトンチッド」という成分が含まれており、森林浴と同じような心地良さを感じられます。

 

一方で樹脂製を使用すると調湿性はありませんが、水に比較的強く

またダニやカビが発生しにくく、アレルギーのある人でも快適に過ごせるのが大きなメリットです。

樹脂畳には消臭や抗菌加工が施されたものがあり、快適で清潔な空間作りに貢献します。

 

畳スペースの活用アイデア

フラットの畳コーナー

フラットの畳コーナーは、段差がないので高齢者や小さなお子さんの落下などを心配せず、安心して利用できます。

 

お掃除ロボットにも掃除をしてもらうことができるので、畳の部分だけ掃除機をかけるといった手間が必要ありません。

 

小上がりの畳コーナー

小上がりの畳コーナーは視覚的に変化をもたらし、魅力的なポイントとなります。

 

床の高さを変えることで空間にメリハリが生まれ、おしゃれになります。

畳の質感は、和の伝統的な要素を感じさせ、現代的なインテリアに和のテイストを加えることができます。

 

小上がりの畳の床下を収納として

段差を生かした引き出しタイプは、子どもも使いやすいためおもちゃを片付ける習慣もつけやすくなるでしょう。

他の家具との配置やバランスも考えておくことで、よりスッキリした空間づくりが可能となります。

この施工事例では、隣に壁掛けテレビを設置することになっていたので、畳の下の空間を活用して

録画機能付きデッキなどのテレビ周辺機器を収納できるようにしました。

このように、ライフスタイルに合わせてアレンジが可能です。

 

開閉できる間仕切り畳

扉をつけておくことで、扉を開けておけばリビングと一体化して広く使う畳スペースとして

扉を閉めれば、プライベートな和室として使うことができます。

 

例えば来客時に扉を閉めることで隠したいものが隠せます。

常にキレイでいつでもリビングを見せられるというご家庭はそう多くはないのではないでしょうか？

子どものおもちゃ、洋服等、隠すことができるので急いで掃除しなくてもスッキリしたリビングにすることができます。

 

さらに扉があることで、来客用の寝室や自分たちの老後の寝室として利用できるなど部屋の使い方の幅が広がります。

 

 

まとめ

畳は、伝統的な日本の床材であり、現代の住まいにも柔軟に取り入れられる魅力的な素材で

多用途性に優れ、家族の集まりの場やリラックス空間に適しています。

 

フラットにすることで安全性や掃除の利便性は高まりますが、

小上がりにすることで収納をつくったり、空間にメリハリが生まれ空間が広く見えます。

 

畳を取り入れるかどうか、ご家族で話し合ってみてください。

そして迷ったら、ぜひhacoLabにご相談ください。

ご家族にとっての最適な住まいを考えていきましょう。

 

和歌山で注文住宅を建てるなら岩出市の工務hacoLab