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家づくりが始まると、最初の節目として「地鎮祭(じちんさい)」を行うことがあります。
聞いたことはあるけれど、詳しくはよく知らない…という方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな地鎮祭について、意味や流れを解説します。
地鎮祭とは?
地鎮祭は、家を建てる前に土地の神様を祀り、工事の安全と、そこに住むご家族の繁栄を願う儀式です。
神主さんを招き、土地の四方をお祓いして、建物を建てることへの許しと感謝を捧げます。
古くから続く日本の伝統行事で、地域によって形式や内容が少し異なることもあります。
これからの暮らしを大切に思う気持ちを込める意味で、今も取り入れられることが多いです。
どんなことをするの?
地鎮祭の当日は、神主さんをお呼びし祭壇を設け、お供え物(米・塩・酒・野菜など)を並べます。
参加されるのは、施主様ご家族、設計士、施工を担当する工務店です。

儀式では、神主さんの祝詞(のりと)奏上、四方祓い、鍬入れの儀などが行われます。
施主様が鍬を持ち、「エイ、エイ、エイ」と声を出しながら盛砂を掘る仕草をする場面は、 写真にもよく残る印象的なシーンです。
所要時間は30分程度。ご家族の記念として、終わったあとに皆さんで記念撮影をすることも多いです。
する・しないは自由?
最近では「やらなくてもいいのでは?」と感じる方も少なくありません。
もちろん、地鎮祭を行うかどうかはご家族の自由です。
地鎮祭はいよいよ家づくりが始まる、という実感と、 土地に「これからよろしくお願いします」と声をかけるような気持ちを表したものです。
そうした時間を持つことで、家づくりに対する思いが自然と深まっていくように思います。
家を建てる過程の中でも特別な思い出として心に残るものです。
ご家族で過ごすささやかだけど思い出にもなる
初めてのことで少し緊張していても、神主さんの動きにじっと見入ったり、自然と鍬入れのときに自然と笑顔がこぼれたり。
地鎮祭を体験できるのは家を建てるこのときのみです。
その中で感じる感動や特別な雰囲気は、他では味わうことができません。

地鎮祭は家づくりのスタートライン
地鎮祭は家づくりの始まりを祝う、“形式”ではなく“節目”として残る大切な儀式です。
この土地でこれから新しい暮らしが始まる。 その第一歩を、ちゃんと見届けられることは、私たちにとっても嬉しい瞬間です。
家は建てて終わりではなく、住んでからが本番。 だからこそ、こうした一つひとつの過程に丁寧に向き合っていきたいと考えています。
家づくりを考え始めたばかりの方も、ぜひ「地鎮祭」という言葉に込められた意味を知っていただけたら嬉しいです。
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