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2024/09/02

注文住宅の成功は土地選びから!プロが教える選び方のポイント

#column 

注文住宅を建てるにあたってまずしなければならないことは、土地探しですね。

理想の家を建てるには土地探しも重要なポイントです。

 

土地探しは不動産屋さんだけに相談すればいいやと思っていませんか?

 

もちろん不動産屋さんは土地の専門家ですが

住宅のための土地探しは、建てる専門家の建築士にも見てもらうことが大切です。

 

土地探しの知識や建築士が土地を見て考えることをふまえて詳しく見ていきたいと思います。

 

家づくりのための土地探し

なんとなく土地探しをしてしまうと、「あれもこれも」となって中々決めきれなかったり

「予算をオーバーしてしまった」といったことに陥りかねません。

以下のことを考えて知っておきましょう。

 

住みたいエリアを決める

通学や通勤の利便性を考慮しながら、複数考えておくのがオススメです。

現在の状況だけでなくライフステージの変化も考慮することが大切です。

お子さんがいらっしゃる場合やこれから考えている場合は校区も考慮する必要があります。

 

予算を決める

はじめに土地や住宅にかけられる予算を考えておくことで、

その予算の中でスムーズに理想の土地を探すことができます。

また他にも税金や諸費用がかかることを忘れずに、予算オーバーを避けるために費用全体を把握しましょう。

 

希望条件・優先順位を決める

  • 通勤時間〇分程度
  • スーパー等の利便性
  • 大きな庭が欲しい 等

そこに一生住むことを想像して、周辺環境だけでなく理想の生活を具体的に考えましょう。

ただ、全て希望を満たす土地を探すことは困難で土地がなかなか決まらないということにならないように

”自分にとって理想の土地”を選ぶことができるように優先順位をつけましょう。

希望条件優先順位

 

土地探しの流れを知ろう

  1. ライフプランをして自分たちの支払い可能金額を知る・ローン審査
  2. 土地の条件を決める(エリア・金額)
  3. 住みたい家をイメージする
  4. 不動産等を通して、土地を探す
  5. 実際に土地を見に行く
  6. その土地で理想の家をプラン可能か建築士等に確認する
  7. 各種手続き…購入

 

土地探しに役立つ豆知識

建ぺい率・容積率

土地によって建てられる建物の大きさは異なります。その基準となるものが建ぺい率・容積率です。

建ぺい率…土地面積に対する建築面積の割合

建築面積÷土地の面積*100

 

容積率…土地面積に対する延床面積の割合

延べ床面積÷土地の面積*100

 

広い土地であったとしても建ぺい率・容積率によっては希望に沿った建物が建てられない場合があります。

その他、土地にはさまざまな制限があるので確認しましょう。

 

土地の形状

整形地…形が整っており、傾斜などもない土地

不整形地…形が整っていない形状の土地

整形地は住宅を設計する際、自由度が高い土地ですが、一方で不整形地は土地にデッドスペースが生まれてしまうということがデメリットです。

しかしデザインの仕方で有効に使うようにすれば、その分不整形地は価格を抑えることができる土地です。

 

角地・中地の特徴

角地とは交差する2つの道路に接している、角の区画の土地のことです。

それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

角地のメリット

  • 開放感がある
  • 日当たり・風通しがいい
  • 視認性が高い

 

角地のデメリット

  • 人気が高いため、価格が高くなることが多い
  • プライバシーの確保が必要
  • 交通の影響を受ける

 

中地のメリット

  • 角地に比べて人気が低く価格が安いことが多い
  • 通行人からのプライバシーの確保

 

中地のデメリット

  • 日当たりや風通しが悪いことがある
  • 開放感が少ない
  • 設計の自由度が低くなる

 

 

予算や生活スタイル、住環境によってどちらを選んだ方がいいかは異なります。それぞれの特徴を理解しておきましょう。

 

ハコラボ的土地選びのポイント

 

ハコラボでは土地探しの段階から一緒に土地を見に行きます。

 

そうすることで、住環境のすべてを深く考慮して、その方に合った土地であるかの判断と最適な住居を提案できるようになります。

地形や方角、周囲の環境に基づいて将来の住み心地を左右するポイントを見逃さずチェックします。

 

例えば、土地の近隣状況を確認するのはもちろんですが、少し離れた環境も見ます。

東側に山があると朝日が入ってくる時間が遅くなったり、西側に高い建物があると西日が遮られるということが起こりえます。

また、ハザードマップの確認をするなど災害等も考慮します。

川が近くにあって氾濫区域に入っていないか、地震が起こったときに安全が確保されるであろう場所であるか確認します。

他にも田んぼが近くにある場合水の流れの方向まで見ます。それは、近年雨での災害が増えていますので、そういったリスクを抑えるためにします。

 

少し上げるだけでも土地選びの際は、多くのことを考える必要があることがわかりました。

なかなかそこまで深く考えるのは難しいでしょう。

そういう込み入ったことはハコラボにお任せください。

お一人お一人の暮らしを全て深いところまで考慮して土地探しから、理想の家づくりをサポートさせていただきます。

どんな些細な疑問でも専門的な知識までお気軽にご相談ください。

 

土地探しは家づくりの土台となる大切なプロセスです。

焦らずじっくりと検討し知識を身に付けながら、自分たちの理想に最も近い土地を見つけることが、今後一生住む家の満足度につながります。

 

「建てて良かった」と思えるように未来の暮らしを見据えた土地選びで、ココロオドルイエへの第一歩を踏み出しましょう。

 

YouTubeハコラボチャンネルでも話しています!ぜひチェックしてみてください「後悔しない土地選びの極意」