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家の打ち合わせで、必ずと言っていいほど話題に上がる造作
SNSでも施工写真がよく見られ、「造作にしたい」という声が年々増えています。
でも実際のところ、既製品と比べてどう違うの?
高いイメージがあるけど、本当にコスパはいいの?
そんな疑問にわかりやすくお答えします。
目次
そもそも造作とは?既製品との違い
造作とは、家に合わせてつくるもののこと。
テレビボート、洗面台、収納棚、カウンターデスクなど、木材やサイズ、形状を自由に設計できます。
既製品との大きな違いは、
・サイズを自由に変えられる
・素材や色を統一できる
・空間に固定されるためスッキリ見える
といった点です。
一方で既製品は、サイズや仕様が決まっているぶん造作と比べると価格が安いことが多く、交換も手軽です。
どちらがいいのかはどこに何のために、どのようなものを置くかによって変わります。
造作が人気の理由3つ
1. 空間にぴったりで使いやすい
造作の一番の魅力はミリ単位で調整できる使いやすさ
家族の使い方・背丈・持ち物といったそれぞれに合わせられるため、
既製品では実現しにくいフィット感と収納効率が人気の理由です。
例えば
・引き出しの深さを持ち物に合わせられる
・コンセントや配線を隠す工夫
・部屋のスペースに合わせて奥行きを調整
・余りがちな隙間がゼロになる
など生活にちょうどいいかたちにできます。
デザインが統一されておしゃれ
造作は、家の素材や色に合わせてつくれるため、インテリア全体に統一感が生まれます。
・床材と家具の木目を揃える
・扉や取っ手を建具と合わせる
・空間のトーンを統一する
この世界観が揃う感じがおしゃれになる理由でもあります。
SNSで映える家の多くは造作をうまく取り入れています。
実はコスパがいいかも
造作は高いというイメージがよくあります。
もちろん、素材や仕様によって価格は変わりますが、長い目で見るとコスパがいいこともあります。
理由は
家具を買い替える必要がないことや、壁付けだから掃除がしやすく、耐久性も高いです。
既製品は一度買えば終わりではなく、劣化すれば交換費用もかかります。
造作は家と一体化しているので、長期的なメンテナンスが少ない=コスパがいいのです。
既製品と比べたメリット・デメリット
造作のメリット
・見た目がすっきり
・収納量がそれぞれの暮らしにあったものになる
・配線が隠せる
・インテリアと統一できる
・オリジナルの形にできる
造作のデメリット
・移動ができない
・打ち合わせが必要
・完成後のかたちを変えにくい
既製品のメリット
・安価なものが多い
・交換しやすい
・デザインを考える必要がない
既製品のデメリット
・サイズが合わないことが多い
・すきまができる
・配線を隠したりといった工夫ができない
・空間に統一感が出にくい
どちらが正解というより、場所と用途、好みで使いわけるのがベストです。
造作に向いている場所、もの
・テレビボード(配線を隠し、浮かせる収納に)
・洗面台(自由な収納、好きなデザインに)
・収納部分(サイズ調整、収納量に合わせて)
・ワークスペース(空間に合った奥行きや長さ)
ほかにもハコラボでは
キッチンをオリジナルでつくったり、こだわりの部分を大切にかたちにしています。
造作で失敗しないためのポイント
1. 何を入れるかを決めてからつくる
迷ったままつくると、使いにくくなりがち
2. 奥行きは深すぎないようにする
深さがあると見えづらく、逆に使いにくいことも
3. 配線・コンセント計画をセットで考える
後から追加できないので要注意
4. 見た目と実用性のバランスをとる
見た目重視にしすぎると収納不足につながるかも
hacoLabで人気の造作事例
・造作洗面台
・壁につける造作テレビボード
・ワークスペースのカウンター
暮らしになじむ収納やこだわりがあるなら造作がおすすめ
造作は暮らしをスムーズにしてくれる生活のベースになります。
・使いやすい
・見た目がきれい
・長持ちする
・コスパがいい
こうした理由から、造作は人気が高く、家の満足度にも大きく影響します。
片づけやすく、居心地がいい家にしたい
そんな方は造作を取り入れるのがオススメです。
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